君の声が聞きたくて。

関ジャニ∞をこよなく愛する主婦eighter。でも、一番は旦那くんってことにしておこう。

大倉忠義主演舞台 蜘蛛女のキス 28日18:30講演(ネタバレなし・感想)

※ネタバレなしですが、少しでも気になる方は読まないことをおすすめします。


行ってきました!大倉さん主演舞台!私がこの日をどれほど楽しみにしていたか…泣

何から書けば良いのか正直わかりません。
でもね、美しかった。大倉さんのお顔がとかお二人の演技がとかじゃなくて、いや、もちろんそれも含めてなんだけど、なんて言えばいいのかな、あの舞台全体が実に人間らしく、力強くて…それでいてとても美しかったんです。“生きてる”って痛いほど伝わる演目でした。

内容に関しては正直に言うと、舞台初心者の私には難しすぎて1回見ただけでは細部まで理解するのは難しかったです。本当は観に行く前に原作を読んだり映画を見たりして知識を蓄えてから現場に臨もうと思ってたんですけど、ANNで大倉さんが「わからなかったらわからなかったって正直に言ってもらった方が嬉しい」って言っていたのを聞いてやめました。それに、ある程度知識をつけてからだとどうしてもそれに引っ張られてしまって固定概念がついてしまいそうで怖かったんですよね。人間初めて見て、触れて、聴いたものが色濃く印象に残るじゃないですか。せっかく観るのなら大倉さんのヴァレンティンを色濃く私の中に残したかった。でもそうしてよかった。私の中に色濃く大倉さんのヴァレンティンが残りました。

舞台全体としては、本当に素晴らしくて。特にというかやっぱりというか、渡辺いっけいさんは凄いですね。今までも好感を持てる俳優さんの1人でしたが、恥ずかしながらこれまでいっけいさんを『演技派俳優の中のひとり』って漠然と思ってただけなんですよね。だけどとんでもない。本当に凄いんですよ。いっけいさんが女にしか見えないし、モリーナにしか見えない。いや、正しく言えば女性の心を持つ男性なのだけど、私には完全に女性にしか見えませんでした。立ち振る舞い、台詞の言い回し、存在感、全てが繊細で、でも力強くて、それでいて美しかった…
特に圧巻だったのが声。グローブ座はそんなに広くない会場ですが、その会場中によく響く声で鳥肌が立ちました。声量ももちろんあるけど声を出す技術が凄い。あれは素人じゃ真似できない。大倉くんもとても良い声をお持ちでいらっしゃいますが、舞台俳優ではないし初挑戦だったこともあるのでまだまだ声の線は細かったです。その点いっけいさんは舞台出身の俳優だけあって声もとても太く芯があって聞きやすかったです。

声というか台詞繋がりで一個安心したのは、大倉くんの台詞の言い回し。
今回主演舞台をやるって聞いた時、真っ先に思ったのが「大倉くん、滑舌大丈夫かな…」ってことでした。普段彼の喋り方って結構舌ったらずなところあるじゃないですか。ANNのタイトルコールだって「おーるないとにっぽんさたでーすぺしゃる!おおくるぁくんとぉ!」みたいに聞こえるじゃないですか。全部ひらがな。めちゃめちゃ可愛くて大好きなんですけど。毎週これが聞きたいがためにANN聞いてるとこあるし。でもってカタカナがひらがなに聞こえるのは大倉くんあるあるだと思ってるし。そして省エネなのか喋る時あんまり舌をよく使わないと思う。そして時たま唇の速度と舌の速度が違ってて言葉がすってんころりんする時もあります。可愛い自担。
そう言えば前にこんなのを書いたことがありましたね。

大倉さんはカ・タ・ラ行に癖があると個人的に思ってるんですけど、舞台上では全然感じませんでした。お口もしっかり開けてちゃんと母音の形にして言葉を発しているし、アタック(言葉の出だし)も程よく力強くてよかったし、言葉のひとつひとつを丁寧に扱っているなという印象を受けて、あぁ、ちゃんとした指導受けたんだなって思いました。
自担の滑舌まで心配するとかまじ自分モンペじゃんって思ったのはここだけの話。

あとね、観ていてとても心地よかったのがお二人のテンポ感。阿吽の呼吸っていうの?間の取り方が絶妙すぎる。稽古期間だってそんなにないだろうにここまで呼吸を合わせることができるなんてさすがプロですよね。お互いがお互いを信用して信頼して支え合いつつも身を委ねている。なんとも絶妙なバランスでした。

そんな中で1番嬉しく思ったのは大倉くん自身が演じることを楽しんでいることが伝わってきたこと。初主演にして初ストリートプレイ、しかも男性同士の究極のラブストーリーという彼にとって未知の世界である今回のこの挑戦は負担になりすぎてないかな、凹んでないかな、ANNで「楽しい。早く本番になってほしい。」って言ってたけど無理してないかな、重圧に押し潰されてないかなって勝手に心配してたんですけど、全然心配なかった。舞台にいた大倉くんは堂々としていてヴァレンティンそのものでした。きっとここに辿り着くまで多くの葛藤や試練があったと思う。でもそれを超越した今、ひと回りもふた回りも大きく逞しくなった彼をこの目で見て受け止めることができてとても幸せでした。

長くなりましたが、一言では言い表せられないほど素敵な舞台でした。また、今回の経験がこれからの演技にどう活かされるかとても楽しみです。あと大倉くん自身他にももっと舞台に挑戦してみたいって言っていたし、今回のこの演技がその世界の偉い人の目に留まってオファー来ないかなって願ってます…大倉くんはできる子ですよー!演技も歌も容姿もいいですよー!おすすめですよー!と言うわけで、ネタバレなしの感想でございました!ネタバレありの印象的だったシーンのまとめは次回にでも。